コーヒー定期便の選び方
ポストに届く毎月の楽しみ
美味しいコーヒーは飲みたいけれど、毎回お店で選ぶのが正直ちょっと面倒くさい。
そんなわがままな悩み(僕です)を解決してくれるのが、コーヒーの定期便、いわゆるサブスクリプションサービスです。
定期便の最大のメリットは強制的なセレンディピティ(偶然の出会い)にあると思っています。
自分で選ぶと、どうしても過去の経験からブラジルの深煎りみたいな安全パイばかり買いがちなんですよね。
でも、定期便ならプロが厳選した今の旬が勝手に送られてきます。
「うわ、こんなフルーティーな豆があったのか!」という予期せぬ発見は、自分で選んでいる限りなかなか味わえません。
毎月ポストに届くパッケージを開ける瞬間は、ソシャゲのガチャを回す時のようなドキドキ感があって、これだけで月額料金の元が取れるとすら思っています。
ただ、何も考えずに契約すると豆がどんどん溜まっていく地獄に陥ることも。
今回は、僕の実体験に基づいた、失敗しないサブスクの選び方をシェアします。
量と解像度がカギ
定期便選びで失敗するパターンの9割は、消費スピードと供給量が合っていないか、もしくは好みのストライクゾーンから外れ続けているかのどちらかです。
まず絶対に見るべきはスキップ機能・休止機能の使いやすさです。
出張が入ったり、他のお店の豆を浮気して買っちゃったりすると、家の在庫が一気に溢れかえります。
そんなとき、スマホからワンタップで来月は配送なしにできるUIが整っているかは死活問題です。
電話しないと解約・休止できないようなサービスは、個人的に論外ですね。
次にパーソナライズの精度です。
全部おまかせも楽しいですが、酸味は苦手くらいのざっくりとしたフィルターをかけられるかが重要です。
最近は、簡単なクイズに答えるだけで好みを分析してくれるコーヒー診断付きのサービスも増えています。
自分の好みをデータ化して、マッチングしてくれる。
こういうテックなアプローチを取り入れているサービスは、届く豆の満足度も高い傾向にあります。
最後にポスト投函かどうか。
地味ですが、これ重要です。
在宅ワーク時、会議中に宅配便のチャイムが鳴ると対応できませんし、思考も中断されちゃいますよね。
ただ、鮮度やボリュームを重視した本格派のプラン(ブルーボトルなど)だと、箱のサイズ的に宅配便になるケースもあります。
その場合は、置き配や日時指定ができるかを事前にチェックしておきましょう。
タイプ別・僕が実際に気になっている&推せる3選
数あるサービスの中から、特徴がはっきりしていて使いやすい3つをピックアップしました。
① PostCoffee
ガジェット好き・データ好きなら、ここ一択と言ってもいいでしょう。
最初にアプリでコーヒー診断を受けると、その結果に基づいて、数万通りの組み合わせから自分専用のボックスが届きます。
届いた豆の感想を好き・嫌いでフィードバックすると、AIが学習して翌月の精度が上がっていくんです。
まさに育てる定期便。
パッケージもおしゃれで、届くたびにテンションが上がります。
色々なロースターの豆が少量ずつ楽しめるので、飽きっぽい人にも最適です。
② Nif Coffee
「毎日ガブガブ飲みたいから、コスパ重視で!」という方には、こちらが最強です。
スペシャルティコーヒーの専門店ですが、200g単位で届くのに価格設定が驚くほど良心的。
広告費やパッケージ代を削って、中身の品質に全振りしている潔さが好印象です。
「ふつう」と「ふかいり」の2種類から選ぶだけというシンプルさも、迷わなくて良いですね。
毎朝のルーティン用として、常備しておきたい安心感があります。
③ Blue Bottle Coffee
「とにかくハズしたくない」「有名店の味を家で再現したい」というブランド志向なら、ブルーボトルです。
店舗で飲むあのクリアで洗練された味が、鮮度抜群の状態で届きます。
特にバリスタセレクションなどのコースでは、季節ごとのブレンドやシングルオリジンが届くので、自宅にいながらカフェ巡りをしている気分になれます。
コーヒー党の友達が来たとき、「これ、ブルーボトルの豆だよ」と出すと、大体喜ばれます 笑。
まずは縛りなしで気軽にエントリー
定期便という名前ですが、最近のイケてるサービスは「最低〇回継続」といった縛りがないものがほとんどです。
合わなければ1回で解約してもOK、というスタンスのところが多いので、あまり重く考えずに試してみるのが吉です。
僕のおすすめは、まずはPostCoffeeのような診断系で自分の好みの傾向を知ること。
そこで自分はエチオピアが好きなんだなと分かったら、次は特定のロースターの定期便に変えてみる、という使い方もアリです。
新しい音楽に出会うように、新しいコーヒーに出会う。
そんなワクワクする体験を、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。

