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山田といいます。週末のコーヒー時間をアップデートするためのレシピ・道具・お店メモを紹介するサイトです。

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水

コンビニの水3種でコーヒーを淹れ比べてみた

飲み比べの結果は衝撃でした

「コーヒーの成分の99%は水である」なんて言葉を聞いたことはありませんか?

これ、知識としては知っていたんですが、正直なところ豆が一緒なら、そこまで変わらないでしょと高をくくっていました。

結論から言いますね。すみません、僕が間違っていました。

水を変えるだけで、同じ豆とは思えないほど味が激変したんです。

いつものコーヒーが、水の種類を変えるだけで、急にフルーティーになったり、逆にガツンと苦くなったり。

まるで違う豆を買ってきたかのような変化に、実験中一人でえっ、マジで?と声が出てしまったほどです。

高いコーヒー豆や高性能なグラインダーを買い足す前に、まずは数百円の水でこの変化を体験してみてほしい。

これこそ、もっともコスパの良い味変テクニックかもしれません。

なぜ硬度でここまで変わる?理系的な視点で解説

なぜ水で味が変わるのかというと、主な要因は水の硬度にあります。

硬度というのは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル分の量のことです。

一般的に、日本の水道水や多くの国産ミネラルウォーターは軟水に分類されます。

一方で、ヨーロッパなどの輸入ミネラルウォーターには硬水が多いです。
このミネラル分が、コーヒーの成分と化学反応を起こして、抽出される味に影響を与えるんです。

教科書的な説明をすると、「軟水は酸味が引き立ちマイルドに」「硬水は苦味や渋みが出やすい」と言われています。

実際にこの理論通りになるのか、それとも予想外の結果になるのか。

好奇心だけで、近所のコンビニへ走って水を調達してきました。

水道水 vs 軟水 vs 硬水でガチンコ比較

今回は、公平を期すために豆の量、挽き目、お湯の温度(90℃)をすべて統一して淹れ比べました。

用意したのは自宅の水道水・コンビニで買った国産の天然水(軟水)・海外ブランドの硬水(エビアン)の3種類です。

まず、基準となる日本の水道水。
これはもう、飲み慣れたいつもの味ですね。

カルキ臭さが少し気になるかな?と懸念していましたが、沸騰させたせいかそこまで気にならず。

バランスが良く、酸味も苦味もほどよく感じられます。

ただ、後述する軟水と比べると、若干雑味というか、輪郭がぼやけているような印象も受けました。

次に、国産の天然水(軟水)です。

一口飲んで驚いたのは、その口当たりの柔らかさ。
水道水よりも明らかに雑味がなく、コーヒーの酸味が綺麗に伸びてくる感じです。

豆が持っているフルーティーな香りがダイレクトに伝わってきて、非常にクリアで上品な一杯になりました。

お店で飲むコーヒーって、こういうことかと妙に納得。
スペシャルティコーヒーのような、個性の強い豆を飲むなら間違いなくこれがベストですね。

最後に、海外ブランドの硬水。
これだけは、淹れている最中から少し様子が違いました。

お湯を注いだ時の泡立ちが少し控えめな気がします。

そして肝心の味ですが…これが想像以上に重い!

軟水で感じたような爽やかな酸味は影を潜め、代わりにズドンと重厚な苦味が舌に残ります。

後味に独特の渋みのようなものも感じられ、ハンドドリップで飲むには少し個性が強すぎるかもしれません。

ただ、眠気覚ましにガツンとした苦いコーヒーが飲みたい時や、ミルクと合わせてカフェオレにするなら、この力強さはアリかも、とも思いました。

気分で使い分けたいおすすめ水3選

実験を経て、僕なりに使い分けたいなと思ったお水を3つ選んでみました。

① サントリー 天然水

コンビニや自販機でどこでも買える、超定番の軟水です。
硬度が約30mg/Lと非常に低く、クセがないのが最大の特徴。

今回の実験でも、コーヒー豆本来の味を一番素直に引き出してくれたのはこれでした。

価格も手頃なので、週末のコーヒータイム用に2Lボトルを常備しておくのも良いですね。

② エビアン(evian)

硬水の世界を体験してみたいなら、まずはエビアンが手に入りやすくておすすめです。

硬度は約304mg/Lと、日本の水に比べるとかなり高め。
先ほど苦くなると言いましたが、深煎りの豆をじっくり抽出して、たっぷりの牛乳と割るカフェオレ用としてはかなり優秀です。

水っぽくならず、しっかりとコーヒー感が残るので、飲みごたえのある一杯が作れますよ。

③ ブリタ(BRITA)浄水ポット

毎回ペットボトルを買うのはゴミも出るし、コストも気になる…という方(僕です)への現実的な解がこれ。

水道水を注ぐだけで、カルキ臭や不純物をろ過してくれる浄水ポットです。
これを通した水で淹れると、水道水そのままで淹れるよりも明らかに味がクリアになります。

ペットボトルの軟水には一歩及ばないかもしれませんが、毎日のランニングコストと手間を考えれば、最強の選択肢と言えるかもしれません。

数百円でできる味変を楽しもう

コーヒーの道具をアップグレードするのはお財布と相談が必要ですが、水を変えるだけなら今日の帰り道にすぐ実践できます。

もしかしたら、「今までこの豆、あんまり好みじゃないかも」と思っていたものが、水を変えた瞬間に大化けする可能性だってあります。

ぜひ皆さんも、まずは今週末、コンビニでいつもと違う水を買って、味の違いを楽しんでみてください。

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